Tiger's Episode １９９９．９

タイガー・ウッズ − 「今日だけは無礼講・・・」 １９９９年の「ライダーカップ」はアメリカチームの 大逆転優勝で幕を閉じ、選手達は 大はしゃぎでした。タイガーもバルコニーの上で自ら シャンペンを頭の上に注ぎ、次に 地上に振りまいて大はしゃぎ。「酔っ払ってるのかなぁ？」 と思うほどハジケてました。 でも１９９７年の「ライダーカップ」の後、 随分バッシングされたことを考えれば 「今日だけは無礼講」となっても当然なのかも。 ２年間の苦しみの後の勝利の美酒。 しかも無理と言われていた大逆転は選手達を 狂喜乱舞させる程の喜びだったのでしょう。 タイガー・マニアはタイガーにかけてもらえる シャンペンならずぶ濡れでも構わない？ タイガー・ウッズ − 「今年はちゃんと・・・」 １９９７年の「ライダーカップ」の時、 タイガーはウェアの順番と組合わせを覚えるのに 四苦八苦。隣の部屋のＭ・オメーラに 「ねぇ、今日はどのスラックスだっけ？」と確認 しても間違えて登場。無地のはずがチェックを着用。 「でも同じ紺だったよ」とタイガーは 苦しい言い訳。今年はちゃんと着れるかな？ タイガー・ウッズ − 「タイガーは別格です」 タイガーのために「ＰＧＡグランドスラム」の 日程が変更されましたが、これを苦々しく 思っている人物がいます。「一体誰が？なぜ？」 と思われるでしょうが、その人物とは 同じく「ＰＧＡグランドスラム」に出場予定の Ｐ・ローリー。今年のメジャー優勝者４人 のみ出場できるこの大会のため、Ｐ・ローリーは 他の試合の出場を辞退したという事情が ありました。それなのに日程が変更になるなんてと 怒りの矛先をタイガーに向けたようです。 決定したのはＰＧＡなのに、タイガーもとんだとばっちりです。 でもスポンサーに言わせれば出場するだけで 視聴率が上がる「タイガーは別格」というのが本音でしょう！ タイガー・ウッズ − 「その日は先約が・・・」 １９９９年９月６日、「ライダーカップ」 キャプテンのベン・クレンショーの提案で 開催コースでの練習ラウンドが行われました。 チームメンバー１２名のうち３人が欠席。 タイガーも先約があったため欠席となりました。 これは決してあのゴタゴタのせいでは ありません。「タイガー・ウッズ基金」主催の 「ジュニア・ゴルフ・クリニック」の日程と 重なってしまったためです。もちろん先約を 優先したからです。 タイガー・ウッズ − 「新製品の価格は・・・」 タイガー・ブランドの秋の新製品のゴルフシューズの 価格は今より少し低くなりそうです。 非常に高額だったためアメリカでの売れ行きが 今一つだったゴルフシューズの新価格が 少し現実的な価格になるそうです。Ｍ・ジョーダンと 同じ効果を期待したナイキですが、 いくらタイガー・ブランドでも限度というものがあります。 「スニーカーを学校に履いて行くことはあっても、 ゴルフシューズを履いて行くことはない」という意見が 最もだと言うことでしょう。「シャーウッドの決闘」の時、 すでにタイガーが履いていた秋の新作の ゴルフシューズは以前に比べ、少しシックな印象でした。 日本国内の価格も同じように 下がるかどうかは今のところ不明です。 タイガー・ウッズ − 「本当は仲良し」 「シャーウッドの決闘」や世界ランク１位の 争奪戦等でライバルと見られがちのタイガーと デュバールですが、本当は仲良し。仲良くなった きっかけは二人の共通趣味の釣りなのです。 仲良くなった二人は毎年「全英オープン」前に 行われるタイガーの大親友Ｍ・オメーラの イギリスのリンクスコース対策の合宿に参加しました。 今年の参加者のもう一人は前年の 「全米オープン」優勝者のＬ・ジャンセン。 二人は小銭を賭けてプライベートなマッチを 楽しんだそうです。

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