開催日 | 1998年 トーナメント名称 |
順位 | NOTE | |
---|---|---|---|---|
10月 | 8〜11 | *アルフレッド・ ダンヒルカップ Alfred Dunhill Cup |
3位タイ | セント・アンドリュース(イギリス)。 1998年優勝チーム:南アフリカチーム(2年連続)。 3人1チームのマッチプレー。 国別対抗の試合形式のアメリカチームのメンバーは ★T・ウッズ★M・オメーラ★J・デイリー 66・70・66・72・☆で、タイガーは4戦3勝1敗。 |
15〜18 | *世界 マッチプレー選手権 |
2位 | ウェントワースC(イギリス) 1998年優勝者:M・オメーラ。 12人の招待選手のみ出場できる試合。 |
「アルフレッド・ダンヒル・カップ」成績。開催コース:セント・アンドリュースGCオールドコース(イギリス)。
PAR:OUT36・IN36=72。7,094ヤード。
1998年優勝チーム:南アフリカチーム。1997年優勝チーム:南アフリカチーム。
OUT | I N | TOTAL | SCORE | T.SCORE | POS | NOTE/PAIRING | |
初日 | 33 | 33 | 66 | -6 | ☆ | 1勝目 | David Carter(England)と 現地時間AM9:30にOUTスタート。 6バーディの8打差で1勝目。 初日のベストスコアタイ。 |
2日目 | 36 | 34 | 70 | -2 | ☆ | 2勝目 | 宮本 勝昌プロ(Japan)と 現地時間AM9:30にOUTスタート。 3バーディ、 1ボギーの7打差で2勝目。 2日目のベストスコアタイ。 |
3日目 | 32 | 34 | 66 | -6 | ☆ | 3勝目 | Mathais Gronberg(Sweden)と 現地時間AM10:00にOUTスタート。 8バーディ、 2ボギーの7打差で3勝目。 3日目のベストスコア |
準決勝 | 3 | 38 | 72 | E | ☆ | 1敗目 | Luna Santiago(Spain)と 3バーディ、 3ボギーの1打差で1敗目 |
☆アメリカチームの結果:12戦9勝2敗1分け。
M・オメーラ:67−70−68−76−☆、
T・ウッズ: 66−70−66−72−☆、
J・デイリー:70−77−71−73−☆
☆日本チームの結果:9戦9敗。全敗。
芹澤 信雄プロ:79−80−75、宮本 勝昌プロ:76−77−71、藤田 寛之プロ:77−75−73
☆ | ☆ | ☆ | ☆ | Group別 勝利チーム | 準決勝 勝利チーム | 決勝 勝利チーム | |
Group1 | America | England | Sweden | Japan | America | ||
Group2 | Scotland | Ireland | China | Spain | Spain | Spain | |
Group3 | South Africa | Zimbabwe | Germany | France | South Africa | South Africa | South Africa |
Group4 | Australia | New Zealand | South korea | Argentina | Australia |
☆直前情報:「アルフレッド・ダンヒル・カップ」は通常のトーナメント(ストロークプレー)より、タフな精神力が
必要とされるマッチプレーでの試合です。水曜日に行われた抽選により、アメリカチームは第1グループとなり、第1試合の対戦はイギリスチームに決定。最初の3日間でグループ毎に競いあい、勝ち残ったグループが
最終日の準決勝、決勝へと進めます。昨年タイガーはこの試合に出場していませんが、1997年に
アメリカチームはスエーデンチームに準決勝前に負け、決勝で南アフリカチームが優勝しました。
優勝するにはグループ1で、スエーデンを倒さねばなりません。
日本チームも第1グループで、第1試合の対戦チームはスエーデンに決定。
開催1週間前になって、ドイツチームのB・ランガーが妻の病気のため、出場を辞退しました。
アメリカチームはT・ウッズとM・オメーラとJ・デイリーの3人ですが、一時期デイリーの出場が危ぶまれて
いました。今デイリーはアルコール中毒の後遺症で苦しんでいて、「回復状態が良くない場合、出場を辞退する」と発言していたのですが、なんとか出場出来そうです。
デイリーは1993年の大会で5マッチのうち4マッチに勝利し、アメリカチームの優勝に貢献しています。
☆前年(1997年)の日本チームの結果:9戦8敗1分け。
渡辺 司プロ:71−72−73、桧垣 繁正プロ:74−79−73、佐藤 信人プロ:73−82−70
1-18 | 19-36 | TOTAL | Extra hole |
T.SCORE | POS | NOTE/PAIRING | |
初日 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ | ☆位 | タイガーはトップシード選手のため 初日のマッチはありません。 |
2日目 | -2 | E | -2 | E | 1up | 1勝目 | 第7シードの勝者Ian Woosnamと 現地時間AM 9:30とPM 13:45に スタートで36ホールマッチはAll Square。 1イーグル、6バーディ、 4ボギー、1ダブルボギーと 37ホール目で1打差で準決勝へ。 |
3日目 | -1 | -4 | -5 | ☆ | 5up | 2勝目 | Lee Westwoodと現地時間 AM 11:00にスタート。 10バーディ、5ボギーの5upで決勝へ。 |
最終日 | 不可 | -4 | ☆ | ☆ | 1down | 1敗目 | Mark O'Mearaと 13バーディ、 2ボギー、1ギブアップで 1打差で2位 |
☆最終日:大親友のM・オメーラとのマッチプレー。9ホールまでで4アップと好調のタイガーでしたが、
マークの激しい追い上げに、取られたら取り返すの繰り返しとデッドヒート。33ホール目でオールスクエアでしたが、34ホールでタイガーがボギーと1ダウン。結局この1打に泣いて2位。
☆3日目:タイガーの相手、リー・ウエストウッドは日本ツアー「住友VISA太平洋マスターズ」で2年連続優勝(1997年・1996年)し、今年も記録更新の期待をされているヨーロッパツアーの顔ともいえる若手選手。
今季だけでもすでに4勝を挙げている。お互い1997年の「ライダーカップ」のペアマッチで対戦済みのため、
激しい試合展開が予想されました。風邪引きのタイガーは、9ホールまでで3ダウンとファンをハラハラさせましたが、10ホールから盛り返し、18ホールまでで1アップ。食事をとってから
残りのマッチに入りました。大親友のM・オメーラのレコードタイ記録11upの勝利に刺激されたのか、19〜34ホールだけで
6バーディと久々のタイガー・チャージ。5upで決勝進出を決めました。
☆2日目:タイガーの相手、イアン・ウーズナムは1991年の「マスターズ」で優勝し、絶頂期は「小さな巨人」と
呼ばれた実力のあるプロです。V・シンとM・オメーラが早々と差をつけて準決勝進出を決めたのに対し、
E・エルスが1打差でまさかの敗退。T・ウッズは36ホールでオールスクエア。エクストラホールへ突入。
37ホール目でタイガーがパー、イアンがボギーと辛くも1打差で準決勝進出を決めました。ファンが期待した
E・エルスとのマッチは残念ながら実現しませんでした。
☆初日:36ホールのマッチプレーのこの大会。通常のトーナメント(ストロークプレーは18ホール)の2日分を
1日で行うのでハードな試合です。第5シード〜第8シードの勝者が決定し、タイガーは2日目、第7シードの勝者Ian Woosnamと戦います。
トップシード選手 | 15日 | 16日 | 17日(準決勝) | 18日(決勝) | ||
Seed 1 | Vijay Singh | Seed 8 | Steve StrickerPatrik Sjoland (Won by 1 hole) |
Vijay Singh (Won 7 & 6) |
☆ | ☆ |
Seed 4 | Mark O'Meara | Seed 5 | Colin Montgomerie (Won 4 & 3)Thomas Bjorn |
Mark O'Meara (Won 5 & 4) |
Mark O'Meara (Won 11 & 10) |
Mark O'Meara (Won by 1 hole) |
Seed 3 | Ernie Els | Seed 6 | Lee Westwood (Won 8 & 7)Stuart Appleby |
Lee Westwood (Won 2 & 1) |
☆ | ☆ |
Seed 2 | Tiger Woods | Seed 7 | Darren ClarkeIan Woosnam (Won 4 & 3) |
Tiger Woods (37th hole 4 to 5) |
Tiger Woods (Won 5 & 4) |
☆ |
☆直前情報:12人の招待選手のみ出場できる試合。トップシードの4選手は初日試合が有りません。
第5シード〜第8シードの勝者と第1シード〜第4シードの選手が2日目からマッチプレーで戦います。
トップシード選手が順当に勝ち上がれば、タイガーは17日の準決勝でE・エルスと戦うことになります。
☆出場予定だったBernhard Langerプロが肩と首の故障のため、12日に急遽、Ian Woosnamプロに変更に
なりました。
☆前年(1997年)出場の日本人プロ:渡辺 司プロ。
☆1978年に青木 功プロが優勝しています。
☆E・エルスは1996年・1995年・1994年の3年連続優勝者。